VALUESTAR G(Type TZ)

2005年7月現在
これまではSHARPのノート型PCを使用していたのですがさすがに年季が入りすぎていたのでついにPCを買い換えることになりました。前使っていたノートPCっていつ買ったんだったっけ?5年以上前だったような気が・・・
で持ち運びができるということで買ったノートPCでしたが最近のような使い方をしてたら持ち運ぶ機会はほとんど無いに等しくやはりデスクトップ型でしょう~ということで最近の傾向と外れているようですがタワー型のPCを買いました。
買うまでにいろいろ検討したのですが小スペースも重要だったのですがそれよりもいじりやすさを重視ということでタワー型を希望していたのですが、最近デスクトップの売れ行きが悪いということでタワー型ってほとんどないんですね。
いちおう今まで使っていたSHARPのHPを見てもデスクトップ&タワー型は無い・・・TV一体型はあるのですが予算をはるかにオーバーしていました。
で見つけたのが

NEC Direct です。NECのPCは当然量販店やPCショップでも購入することができるのですが

NEC Direct
から購入するとメーカー直販ということで同じ商品でも安く購入することができます。しかも自分の好みに合わせて組み合わせをすることもできるということで私にはぴったりでした。
NECのPCの中でもいろいろ見たのですがやはりタワー型が欲しいということで結局VALUESTAR
Gシリーズ TZという物に決めました。
スペック紹介(メーカー出荷状態)
フレーム型番 |
NEC PC-VG34NAZEL |
インストールOS |
Microsoft Windows XP Home Edition operating system
日本語版 Service Pack2 |
CPU |
AMD Athron64 プロセッサ 3400+ |
キャッシュメモリ |
1次 |
64KB(CPU内蔵) |
2次 |
512KB(CPU内蔵) |
グラフィックアクセラレーター |
Sis 760 オンボード 64MB |
モニター |
NEC F19R31 19インチデジタルTFT液晶 |
DVDドライブ |
HITACH-LG GSA-4120B
DVDスーパーマルチドライブ(DVD+R 2層書込) |
RAM |
SAMSUNG 512MB PC3200 DDR
SDRAM |
HDD |
SAMSUNG 160GB |
普通のPCのCPUは通常空冷なのですが、VALUESTAR
GのタイプTZとTXと言われるモデルは水冷になっています。NECのロゴの下にもWatercooledと記載されています。
水冷PCがあるというのは知っていましたがショップオリジナルや自作での話で、メーカーから出ているとはまったく知りませんでした。初めて見たときは“大丈夫?”と思っていたのですが、NECはサーバー用の水冷モデルを出しているし、評価を見てみても悪い話は聞こえてきませんでした。
それじゃあ・・・というか私の希望に合ったのはこれしかない!ということで購入に踏み切りました。
モニターは17インチでもよかったのですがどうせだったら大きいほうがいいということで19インチに、DVDも焼きたいということでスーパーマルチに、メモリーも少し大きいほうがいいということで512MBに(でももうちょっとあったほうがいいみたい)、HDDの容量にとくに希望は無かったのですが無難なところで160GBにしました。で今まで使っていたビデオデッキの調子が余りよくないのと、14インチのブラウン管テレビは小さいということでPCでテレビも見たいと思いTVチューナーも搭載するようにしました。CPUはIntel製がいいかと思ったのですがそこまで酷使する使い方をしないであろうということでAMDのAthron
3400+という物にしました。処理速度と言っていいのかどうかわかりませんが処理はIntelの方が良いところもあるらしいですが、AMDの方は負荷により電力を可変するということで通常の使い方をしていると消費電力はAMDの方に軍配が上がるそうです。処理の仕方によってはAMDに軍配が上がる場合もあります。
とりあえずセットアップしてからあまり時間が経過していないのですが水冷PCって恐ろしく静かです。これも
AMDのQool'n'Quiet技術のおかげです。最近のPCは放熱量の問題でファンの音が出てきやすいと聞いていたのですが水冷PCに限っては音はまったくと言うか殆ど聞こえてきません。電源をはじめて入れて2~3日は機械的なモーターか何かの音がしていたのですがそれを過ぎてからは音は殆ど聞こえません。窓を開けて扇風機を回していたり、暑いときにエアコンをかけていたりするとPCの電源を入れていることすら気づかないほどです。
これだったら夜中つけっぱなしにしておいても音が気になるということは無いでしょう。でもVALUESTARの文字の裏側の青色(多分)LEDは室内の電気を消していると結構明るいです。気にする人は気になるかも?が、逆にLEDがクールな感じを醸し出していて個人的にはかなりお気に入りです。

その後色々ありましたが、Qool'n'Quietが正常に動作しているとやはり恐ろしく静かです。CPUの負荷が100%(at 2.4GHz)の状態が続くとファンの音がしてくるようになりましたが、それでもうるさいと言うことはありません。動画のエンコードをする時はこの状態になりますが部屋の中に響き渡ると言うこともありません。
でネットを検索してみるとNECのサポートはNo.1らしいです。保障サービスパックをつけておいたほうが良いと言うことでつけておきました。まだサポートを利用したことは無いのですが、利用したことのある人は非常に良いという評価をしているようです。
久しぶりに新しいPCを触ったのですがやはり新しいのは良いですね。非常に新鮮な感じがします。水冷PCというのも新鮮さをより感じさせてくれます。
せっかくなのでTVを録画してみました。いままでビデオデッキではCMを抜くためにデッキの前に陣取ってCMが入るたびに一時停止ボタンを押したり、2ヶ国語放送だとその設定でCMを抜いていたりしていました。
PCでの録画はソフトによりCMを抜いて録画したり、DVDに焼くときにCMをカットして焼くことができるようですが、私が使い込んでいないのか元々入っていないのかわかりませんがその機能が使えません。
でもDVDに焼くときに編集するソフトはついてきているのでちょっと面倒ですが編集してDVDに焼いています。面倒?実はその作業を楽しんでいるかも?
但し、そのままではどうも動作不良(フリーズなど)を起こす場合があるみたいです。大本の原因は私だったのですが、それ以外でも設定を変更したほうがいいところがあります。詳しくは
こちら。
まあいずれにせよこれで何年も遊べることは確実です。いい買い物をしたと思っています。
そういえばNECのHPを見たらTZがディスコンになってたのは何故でしょう?
私ひょっとして生産打ち切り間際のもの好き?
その後TZの後継モデル?が出てきましたが…まあ好みは人それぞれですね。

気になる(のは私だけ?)中身と外見を詳しく見て見ます。
横から見てまず一番に目がつく出っ張りのカバーです。
風の流れは内部からラジエターの四方に向かって風が流れるようになっています。

これを見てもわかるように真後ろからは風を流さないような設計になっています。
風を流さないということは壁にぴったりつけていても大丈夫なのでしょうか?
私は5cmほどスペースを空けて設置しています。

でカバーをはずしたラジエターと電源部です。
シールに低格出力などを記載しています。以下参考
MODEL:DPS-250UBA
INPUT:100~240V
8A
OUTPUT:+12V/13A +5VSB/2A
+5V/20A
+3.3V/20A
-12V/0.5A
250W MAX
+5V & +3.3V Total Output Not
Exceed 145W

サイドカバーを取り外すとこのようになります。空気は右側のCPU周辺にあけられたサイドカバーの穴から入り電源部を通りラジエターを通過して外部に放出されるようになっています。

ラジエターを内部から見るとこのようになっています。棒の様に見えるのはラジエターのフィンです。

私が選択したのは160GBのHDDです。メーカーは
SAMSUNGとなっています。
SP1614N 160GB/7200rpm
Rated
+12V/0.5A +5V/0.6A
しまった!DVDドライブの写真を撮るのを忘れた…メーカーはHITACH-LGとなっています。
GSA-4120B DVDスーパーマルチドライブ DVD+R2層書き込み
+12V/2.0A +5V/1.5A

メモリーはDDR 512MBを選択しました。メーカーはSAMSUNGとなっています。
背景は特に気にしないでください。
SAMSUNG
M368L6423FTN-CCC
PC3200U 512MB DDR PC3200 CL3
200MHz/400Mbbs

HDD、DVDスーパーマルチドライブ、電源部などを取り外すとこのようになります。
電源部は思いのほか軽かったです。
因みにCPUも見てみたいと思い上部に取付けられているクーラーを外してみようとしましたが…
変えられるかどうかは分かりませんがCPUを交換する場合以外では絶対に取り外さないほうが良いです。
外そうとするとクーラーにCPUがくっついてきて壊れたかと思いました。本当に驚いた。