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TV放送の解像度
解像度について教えて
1953年にアナログ放送が開始され全国的にTVが普及していき、現在ではデジタル放送へ移行しています。
解像度云々については調べだしたらきりがなかったので分かり易く(正確な表現ではないところも含めて)考えたいと思います。
まず、アナログ放送には解像度という概念がないそうです。???あ、解像度ってデジタルの話ですよね。
そう、アナログには解像度という概念はありません。だってアナログですから。
解像度は分かりやすく考えると絵を点で書く(点描)場合の点の数ということになります。
1枚の絵を描く時に先の太いマジックで点をつけて書いていくのか、細い鉛筆で点をつけて書いていくのかということと考えます。

上の絵をみてわかるとおり(かなり強引(笑))左のほうが点が大きく大まかな絵で、右のほうが点が小さく細かい絵ということになります。
当然、右のほうがより実際の風景に
近くなります。
この近くなるという事が大切で、実際に風景に近くなればなるほど綺麗な映像(=高解像度)ということになります。
じゃあ解像度をもっともっと高くすれば?
それだと絵を描くのが大変なんですよ。上の絵で元の大きさが違いますが、左のほうは9個の点ですが、右のほうは15個も点があります。単純に2倍弱点の数が増えている分書くのに時間がかかります。
また、実際の風景が正方形で単色の岩の場合、左側で使ったマジックで書いたほうが早く書くことができます。
これは機械でも同じことで、機械のほうが単純作業を行う場合人間よりもずっと早いのですが、書く点の数がもっとずっと増えると、増えた分だけ手間がかかるようになります。
人間だと手間ですが、機械になると処理能力(容量)ということになります。
手間がかからないほうが容量が少なくて済み、処理能力が低くてもそれなりに見ることができるということですね。
書くのに必要な時間は決められているので(時間が決められていないと動きはつけられない)、その時にある技術等の兼ね合いでどこに妥協点を作るのか?ということでどこまで解像度を上げるのか?ということになります。
解像度のかなり強引な概念の話はここまでにしておいて、DVD・ハイビジョンの解像度がどれくらいあるのかという話に入ります。
アナログ放送は解像度という概念がないのですが、いちばん近いところでアナログ放送よりも画質の良いDVDがあります。これはSD画質とか標準画質と呼ばれており720×480の解像度を持っています。
ハイビジョン(Hi-Vision、High Definition television/HDTV=高精細度テレビジョン放送)の場合、高精細というだけあってDVDの解像度よりも高くなっています。
名称 |
解像度(横×縦) |
比率(横:縦) |
点の数 |
DVD比 |
ワンセグ |
320×180 |
16:9 |
57,600 |
0.16 |
DVD(SD画質) |
720×480 |
16:9 or 4:3 |
345,600 |
1 |
ハイビジョン(720p) |
1280×720 |
16:9 |
921,600 |
2.6 |
ハイビジョン(地デジ) |
1440×1080 |
16:9 or 4:3 |
1,555,200 |
4.5 |
フルハイビジョン |
1920×1080 |
16:9 |
2,073,600 |
6 |
解像度が高くなるほど1枚の絵を描く時の点の数が増えて、綺麗になっていきます。
アナログ放送よりも綺麗と言われるDVDを基準にしても、地デジハイビジョンは4.5倍、フルハイビジョンでは6倍もの点があります。そりゃ綺麗なわけですね。
で、これまでの現行であるSD画質に比べてハイビジョンと言われていますが、上のほうで妥協点をどこに作るのか?と言いました。
アナログ放送が始まった時はハイビジョンなんて出るとは考えていなかったでしょうが、技術の進歩によりハイビジョンと呼ばれるものが出てきました。
技術の進歩は日進月歩なので今後いまあるハイビジョンよりももっと解像度の高い規格が出てきます。実際
スーパーハイビジョンと呼ばれる7680×4320もの解像度、DVD比96倍というものも考えられ、NHKで開発が進められています。
サイエンスZEROで放送していました。
ここで、ハイビジョン(720p)とハイビジョン(地デジ)とフルハイビジョンの3種類(解像度)がありますが、ハイビジョン(720p)は確か使われていなかったと思います。
で、実際に使われているのはハイビジョン(地デジ)、フルハイビジョンと一部でSD画質です。
ハイビジョンって1920×1080じゃないの?
実は地上デジタル放送のほとんどはビットレートの関係で1440×1080で電波を送信しています。ですが、再生(表示)する時に1440×1080の信号の中に再生するときに1920×1080になるような信号を入れているので、1920×1080で再生(表示)されるということです。
地上デジタルだと上のほうで書いた手間がかかる(容量が大きくなる)ので、小さくして電波を送信し、受信して再生(表示)させるときに大きくするという方法を採用しています。
じゃあ、小さくしたり大きくした分だけ画像が悪くなるの?
厳密に言うとそうかも知れませんが、それほど気にならないのではないでしょうか?
何故解像度を小さくしているのかについては、
解像度とビットレートの関係になるので別のページ(リンク先)で考えてみたいと思います。
どちらでもいい話ですが、なぜ1080×1920ではなく1920×1080と表示することになったのでしょうね?通常大きさの表記は縦×横となりますが、一般的な表示では横×縦になっています。
NHKのHPでは1080×1920と縦×横と表示されているみたいですけど…